暦・時刻

立春りっしゅん

意味と読み方

立春は、暦の上で春の始まりを示す目印です。ふつう二月四日ごろですが、正確には太陽の位置から決まる一つの瞬間です。四柱推命では、この立春で新しい年と、春の最初の月へ切り替わります。

たとえば立春当日に生まれても、境目の瞬間より前か後かで、年柱や月柱が違う場合があります。「二月四日生まれだから必ず新年」と日付だけで決めず、その年の立春時刻と出生時刻を照らし合わせます。

詳しく知る:成立条件・原典・解釈

意味

立春(りっしゅん)は二十四節気の最初の節気で、太陽の黄経が315度に達する日(現在の暦ではおおむね2月4日ごろ)です。四柱推命では、この立春が一年(年柱)の境目として使われます。

原典での記述

立春を含む正月(寅月)を一年の起点とする考え方は、干支と方位・五行を対応させる伝統的な暦の思想に基づいています。寅は五行では木の気が動き始める地支であり、冬の終わりから春の始まりを象徴する位置づけがなされてきました。

命式での見方

誕生日が1月であっても、生まれた瞬間が立春より前であれば、年柱は前年の干支で数えます。逆に立春を過ぎていれば、その年の干支で年柱を立てます。1月生まれ・年末生まれの人は、この境目に特に注意が必要です。

成り立ちと歴史

年の切り替えを旧暦の元日(朔日)ではなく立春とする考え方は、四柱推命が二十四節気を暦の基礎とする体系であることの直接の帰結です。旧暦の正月と立春はずれることが多く、両者を混同すると年柱を誤ります。

流派による違い

四柱推命では立春を年の境目とするのがほぼ共通の標準ですが、紫微斗数など他の中国占術では旧暦の元日を基準にするものもあり、混同されやすい点です。

具体例(2つ目)

たとえば1985年生まれの人は、立春が2月4日21時13分ごろであったとされ、2月4日21時より前に生まれていれば年柱は前年(1984年・甲子)、それ以降であれば当年(1985年・乙丑)として扱われます。日付だけでなく時刻まで正確に確認する必要がある例です。

よくある誤解

立春を「暦の上でだいたい2月4日ごろ」という大まかな認識で済ませてしまう誤解がありますが、実際には年によって2月3日〜5日の間で変動し、さらに時刻まで精密に決まっているため、年柱の境目にあたる生まれの人は、正確な立春の瞬時を確認する必要があります。

本サイトでの扱い

当サイトでは年柱の境目を立春(現行の暦・干支方式)で判定し、立春前後の生まれについては節気データに基づき正確な瞬時で判定します。

出典・参考文献