基本

胎元たいげん

意味と読み方

胎元は、生まれた月から一定の規則で求める、出生前の時期を象徴する干支です。生まれた年・月・日・時の四つの欄とは別に、補助情報として付けることがあります。

伝統的には母体に宿ったころとの関係で説明されますが、実際の受精日を逆算する医学的な方法ではありません。同じ月柱なら同じ規則で求められる象徴的な値です。命式の八文字そのものと、後から補足する胎元とを区別すると、表を読み違えずに済みます。

詳しく知る:成立条件・原典・解釈

意味

胎元(たいげん)は、生まれた月の柱(月柱)から一定の規則で求める干支で、受胎の時期に近い時点を表すものとして位置づけられます。命式の八字(年月日時の8文字)には含まれず、補助的な情報として扱われます。母体に宿ってから生まれるまでの期間全体を象徴する干支として説明されることがあります。

原典での記述

明代の『三命通會』巻二「論胎元」には「胎元之取,唯有一法,以當生前三百日為十月之氣,乃是受胎之正」(胎元の求め方はただ1つの法によるのみで、生まれる前300日を十月の気とし、これが受胎の正である)とあり、生まれた日から遡って約300日を受胎の時期とする考え方が一次資料として確認できます。同章はさらに「胎月是四柱之根苗」とし、胎月(胎元)を四柱の根や苗にあたる重要な要素と位置づけています。

本サイトでの扱い

当サイトでは、月柱の天干を1つ、月支を3つ進める広く使われている方法で胎元を計算し、参考情報として表示します。この計算規則自体の一次資料は確認できていない旨を明記し、格局や用神の判定など命式の中心的な計算には使いません。生まれた月から機械的に定まる干支であるため、出生時刻が不明でも胎元自体は計算できます。

流派による違いと、本サイトでの扱い

胎元は月柱の天干を一つ、地支を三つ進める方法で求めます。補助的な見方として扱い、実際の受胎日を算出したり、格局・用神を決めたりするものではありません。

出典・参考文献