基本

日支にっし

意味と読み方

日支は、生まれた日の欄の下にある十二支の一文字です。上の文字が本人を表す日干なので、そのすぐそばにある場所として、身近な暮らしやパートナーとの関係を読むときに使われます。

たとえば日柱が己酉なら、日干は己、日支は酉です。日支を「配偶者の座」と呼ぶ場合もありますが、相手の人物像や結婚の成否がこの一文字で決まるという意味ではありません。日干と日支を取り違えないことが、表を読む第一歩です。

詳しく知る:成立条件・原典・解釈

意味

日支(にっし)は、生まれた日を表す日柱のうち、地支(十二支)にあたる部分です。日柱は天干(日干)と地支(日支)の2文字からなり、日干が自分自身を表す基準であるのに対し、日支は日干のすぐそばにある柱として位置づけられます。

原典での記述

『淵海子平』「六親総篇」には「日爲妻妾己身」(日を妻妾・己身とする)とあり、日柱全体が自分自身と配偶者に関わる柱として位置づけられていることが記されています。日柱のうち天干(日干)が自分自身、地支(日支)が身近な関係(伝統的には配偶者)を表すという整理は、この一節を踏まえた後世の解釈にあたります。

日支の位置づけ

『淵海子平』の六親総篇は、四柱それぞれを年=祖上、月=父母兄弟、日=妻妾己身、時=子息という4つの領域に割り当てています。日柱の中でも天干と地支を役割分担させる考え方(日干=自分自身、日支=配偶者の座)は、この四柱の枠組みをさらに日柱の内部にも適用したものです。

命式での見方

日支の五行・陰陽と日干との関係から通変星が求まるほか、日支に蔵する天干(蔵干)も命式の分析に使われます。相性の鑑定では、日支どうしの合・冲・刑・害の関係を見る場面もあります。

日干との違い

日干は十干(甲〜癸)のいずれか1文字で、通変星を求める基準そのものです。日支は十二支(子〜亥)のいずれか1文字で、日干とは別の役割(身近な関係領域、蔵干を通じた通変星)を担います。日柱という1つの柱の中に、役割の異なる2つの文字が組み合わさっている点を押さえておくと、他の柱との違いが理解しやすくなります。

本サイトでの扱い

当サイトでは、日支を日柱の一部として計算し、蔵干・通変星・十二運の判定に用います。日支を配偶者の座として重視しすぎる読み方は、他の柱の情報(月支の元命や格局など)と合わせて総合的に判断する方針をとっています。

流派による違いと、本サイトでの扱い

日支は、伝統的には配偶者の座と呼ばれます。身近な関係を考える手がかりとして読み、相手の性質や結婚の結果を決めつけないようにします。

出典・参考文献