日柱にっちゅう
意味と読み方
日柱は、生まれた日を表す二文字の組です。上の文字を日干、下の文字を日支と呼びます。四柱推命では、上の一文字を「本人」を表す基準にして、ほかの文字との関係を読みます。
たとえば日柱が己酉なら、己が本人の基準、酉がそのすぐ下にある日支です。日柱は六十日で同じ組み合わせが巡りますが、年・月・時の欄が違えば命式全体は異なります。「同じ日柱だから同じ人生」という意味ではありません。
詳しく知る:成立条件・原典・解釈
意味
日柱(にっちゅう)は、四柱推命で生まれた日を干支で表した柱です。日柱の干(日干)は、命式全体の分析の基準となる「自分自身」を表し、子平術の中心となる基準です。
原典での記述
子平真詮・滴天髄をはじめとする子平術の文献は、いずれも日干を基準に他の干・地支との生剋関係(十神)を分析する方法を採ります。年柱を中心とした古い占法(星命術)から、日柱を中心とした子平術への転換は、宋代の徐子平の名にちなむとされます。
命式での見方
日柱の境目は日付の変わり目で判定します。日干がその人自身を表し、日支は配偶者の宮(配偶者の象徴)として読まれます。日干から見た他の干・蔵干の関係(通変星)が、命式分析全体の基礎になります。
成り立ちと歴史
日を占術の中心に据える発想は、六十干支による日の記録(暦注)が古くから連続して用いられてきたことに支えられており、年や月に比べて途切れなく数えられる日の干支が、個人を特定する基準として適していたことが背景にあります。
流派による違い
日の境目を0時とするか、子の刻の始まり(23時、子初)とするかは、暦の方式によって異なり、日本の実務書のあいだでも扱いが分かれることがあります。
具体例(2つ目)
たとえば同じ「1990年5月20日」生まれでも、日柱の干支は暦計算(六十干支の連続した数え上げ)によって一意に定まり、月日の組み合わせだけからは直感的に求められません。日柱を調べるには、万年暦や暦計算ツールを用いるのが一般的です。
よくある誤解
日柱の干支が「誕生日(何月何日)」から単純な規則で機械的に決まると誤解されることがありますが、実際には六十干支が紀元前から連続して数え続けられてきた結果であり、月日だけからは求められず、暦の通算日数の計算が必要です。
本サイトでの扱い
当サイトでは日の境目を0時とする現行の暦・干支方式で日柱を判定し、日干を分析の基準として用います。