基本

八字はちじ

意味と読み方

八字は、生まれた年・月・日・時を表す、合計八つの文字です。四つの欄に二文字ずつ入るので「八字」といいます。中国語では四柱推命そのものを八字と呼ぶこともあります。

たとえば、年の欄が「甲子」なら二文字、月・日・時も同じように二文字ずつ数えます。八つの文字から成る表全体は命式、四つの欄のまとまりは四柱。違う占術が三つあるのではなく、同じ表を文字・欄・一覧という別の面から呼んでいます。

詳しく知る:成立条件・原典・解釈

意味

八字(はちじ)は、年柱・月柱・日柱・時柱の4本の柱それぞれが持つ天干と地支、合わせて8つの文字を指します。四柱推命は中国語で「八字」または「四柱八字」と呼ばれ、この8文字を命式の基本単位として扱います。

原典での記述

『淵海子平』「詳解定真論」には、四柱を年・月・日・時(根・苗・花・果)に分けたうえで「當推其干,搜用八字,為內外生剋取捨之源」(その干を推し量り、八字を探り用いて、内外の生剋・取捨の源とする)とあり、八字という語が四柱の天干地支8文字を指す語として使われていることが記されています。

八字の構成

年柱・月柱・日柱・時柱はそれぞれ天干1文字・地支1文字の組み合わせで、4本×2文字=8文字になります。このうち日柱の天干(日干)が、通変星や格局を判定する際の基準になります。時刻が分からない場合、時柱の2文字が確定できないため、八字のうち6文字だけが確定することになります。

命式での見方

八字は単なる文字の並びではなく、天干どうし・地支どうし・天干と地支の間の五行の生剋関係(相生・相剋)や、合・冲・刑・害などの関係を読み取るための材料になります。『淵海子平』の言う「内外生剋取捨」とは、この8文字の間の力関係を見て、命式の中心となる要素(用神)を選び取ることを指しています。

地支に蔵する天干との関係

八字という場合の8文字は、天干4文字・地支4文字を指し、各地支の内部にさらに複数の天干(蔵干)が隠れていることは数えていません。そのため、命式全体を分析する際には、八字(表に出た8文字)と蔵干(地支の内部に隠れた天干)を分けて数える必要があります。

本サイトでの扱い

当サイトでは、四柱それぞれの天干・地支を八字として表示し、蔵干・通変星・十二運などの計算の出発点として用います。時柱が不明な場合は、八字のうち時柱の2文字を「不明」として扱い、時柱を前提とする判定は確定扱いにしません。

流派による違いと、本サイトでの扱い

八字は、年・月・日・時それぞれの天干と地支を合わせた8文字を指します。蔵干を加えた文字数とは区別します。

出典・参考文献