淵海子平えんかいしへい
意味と読み方
淵海子平は、生まれた日の文字を本人の基準にして読む「子平術」の考え方を集めた古典です。命式の型を説明する章や、読み方を覚えるための短い歌・賦などが収められています。
食神・正官といった用語が、古くはどんな関係として説明されていたかをたどる資料になります。短い決まり文句だけを抜き出すと条件が落ちやすいので、前後の説明とあわせて読むことが大切です。現在読める版や注釈の違いも考慮します。
詳しく知る:成立条件・原典・解釈
意味
淵海子平(えんかいしへい)は、子平術(日干を中心に命式を読む方法)を体系的に紹介した命理書のひとつです。
成立年代・著者
現代の書誌調査によると、南宋の宝祐年間(13世紀半ば)に徐大升が『子平淵海』『子平淵源』の2書を著し、その後、明の嘉靖27年(1548年)から万暦17年(1600年)ごろまでの間に楊淙がこれらを合冊し、詩訣・起例・注解を加えて『淵海子平』としてまとめた、という成立経緯が伝えられています。
構成
全五巻からなり、巻一・二では命の理論や神殺・格局、巻三では六親(家族関係)と女命、巻四では喜忌の見方と十二長生(十二運)、巻五では詩訣(覚え歌)が扱われる構成であることを確認しています。十二運(長生・沐浴・冠帯・臨官・帝旺・衰・病・死・墓・絶・胎・養)の各段階の説明が本文にあることも確認済みです。
本サイトでの扱い
当サイトでは、十二運の基本的な配当(陽順陰逆)や子平術の基礎概念の背景資料として淵海子平を参照しています。蔵干の日数配分は、一次確認ができている三命通会を既定として用います。
流派による違いと、本サイトでの扱い
成立年代・編纂の経緯・構成は、本文に挙げた書誌資料による説明です。後世の命理書との具体的な影響関係を、対応箇所の未確認のまま断定しません。