時柱じちゅう
意味と読み方
時柱は、生まれた時刻を表す二文字の組です。一日をおよそ二時間ずつに分け、子の刻・丑の刻というように十二の区切りを付けます。上の文字は、生まれた日の文字と、その時間帯を組み合わせて求めます。
たとえば標準時の区分なら、午後五時から七時の間は酉の刻です。ただし出生地の太陽の時刻へ補正する方式では、境目近くで区分が変わることがあります。出生時刻がわからないときは、適当な時間を入れず、時柱を不明として読む方法があります。
詳しく知る:成立条件・原典・解釈
意味
時柱(じちゅう)は、生まれた時刻を干支で表した柱です。1日を2時間ずつ12の時刻(子の刻・丑の刻など)に分け、それぞれに干支を割り当てます。四柱推命の年柱・月柱・日柱・時柱のうち最後の柱にあたります。
原典での記述
『淵海子平』「六親総篇」には「時爲花實,爲子息」(時を花実とし、子息とする)とあり、時柱が子や晩年を表す柱として位置づけられていることが記されています。「詳解定真論」では、年を根・月を苗・日を花・時を果にたとえる中で、時柱を植物の実り(果)に位置づけています。
時柱の求め方
時柱の地支は生まれた時刻の2時間区切りでそのまま決まりますが、時柱の天干は日干によって変わります(五鼠遁と呼ばれる、日干に応じて子の刻の天干を決める規則が古くから使われています)。何時から何時までを1つの時刻とするか、真太陽時を使うかどうかなど、時刻の扱いには流派や地域による違いがあります。
命式での見方
時柱は、子や晩年、目に見えにくい潜在的な性質を表す柱として扱われることが多く、通変星や十二運の判定材料になるほか、他の柱との合・冲の関係を見る材料にもなります。出生時刻が分からない場合、時柱の干支は確定できません。
時刻区分の呼び方
子の刻は23時から1時まで、丑の刻は1時から3時までというように、2時間ごとに12の時刻へ区切ります。日付の境目(子の刻の途中で日付が変わる点)や、夏時間・経度による時刻のずれをどう補正するかは、鑑定の実務上とくに注意が必要な点です。
本サイトでの扱い
当サイトでは、出生時刻が分かる場合は真太陽時に補正したうえで時柱を計算します。出生時刻が不明な場合は時柱を「不明」として扱い、時柱を前提とする判定は確定扱いにせず、正午を仮の代表時刻として置いた場合の参考情報を別途示します。
流派による違いと、本サイトでの扱い
時柱は生まれた時刻から求めます。出生時刻が不明なときは一つに決めず、候補によって変わる部分を保留します。晩年や子どもとの関係を象徴的に読む見方がありますが、現実の出来事の予告ではありません。
出典・参考文献
- 淵海子平(宋・徐大升 編) 六親総篇・詳解定真論
- 三命通會/卷二「論年月日時」 第10節
- 国立天文台 暦Wiki 十二支 時刻の対応表
- 淵海子平「論月令」