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五行の数が多い・少ないとき、先に確認する3つのこと

命式の基礎
五行の数が多い・少ないとき、先に確認する3つのことをテーマにした水彩イラスト

五行の数が多い・少ないときは、数える範囲、出生条件、月令の三つを先に確認します。当サイトのグラフは天干と地支本気の個数です。五行が2個ずつ並んでも同じ強さとは限らず、多い五行がそのまま性格の中心になるわけでもありません。

五行の数はどの欄をどの単位で数える?

当サイトでは各柱の天干1個、地支本気1個を数えます。四柱がすべて確定していれば4×2で8個です。蔵干の余気まで追加したり、日干を数え忘れたりしないのが集計の要点です。

1990年6月15日09:00、東京の時計時刻で計算した架空例(庚午・壬午・辛亥・癸巳)を再集計します。

五行の数が多い・少ないとき、先に確認する3つのこと:比較表1
柱 天干の五行 地支本気の五行
年・庚午 金1 火1
月・壬午 水1 火1
日・辛亥 金1 水1
時・癸巳 水1 火1
合計 木0・火3・土0・金2・水3(8個) 左の合計は両列を合わせた値

午の蔵干に己があっても、このグラフの土へ追加しません。土の働きが不要という意味ではなく、集計の方式が違うためです。

同日の時刻不明例では時柱が未確定で、木0・火2・土0・金2・水2、合計6個です。「火が少ない」以前に、数える対象が2個分未確定だと記録します。仮定の柱が付く境界日なら、その仮定も集計メモへ残してください。

数が同じでも季節で読みが変わるのはなぜ?

月令は生まれ月の季節条件を読む起点です。同じ五行でも、季節や根、合・冲の状態が違えば、日干を助けたり負担になったりする読みは変わります。『子平真詮』の「論十干得時不旺失時不弱」は、月令だけで強弱を固定せず、四柱の根も見るよう説明しています。

次は五行の個数が一致する、別々に実計算した架空例です。どちらも09:00、東京、時計時刻、真太陽時補正なしです。

五行の数が多い・少ないとき、先に確認する3つのこと:比較表2
条件 例A 例B
生年月日 1985年1月25日 1985年3月25日
四柱 甲子・丁丑・甲子・己巳 乙丑・己卯・癸亥・丁巳
五行の個数 木2・火2・土2・金0・水2 木2・火2・土2・金0・水2
月支 丑・冬末の土の月 卯・春の木の月
日干 甲・木 癸・水

個数だけでは、この二つを区別できません。例Bでは春の木の条件を先に読む一方、例Aは丑月の寒い季節と土の月の条件を分けて確かめます。さらに日干も違うので、木2個が甲を助ける比劫なのか、癸が生む食傷なのかという関係も違います。

この二例は「季節だけの効果」を測る比較実験ではありません。他の干支と日干も異なります。同数グラフから同じ読解を出せないことを示す対照例です。

サイトの五行グラフは個数と強さのどちらを示す?

表示の「個数」という見出しと、グラフの下の集計説明を読んでください。現行表示は「確定した天干と地支本気を各1個として数えます。旺衰・用神の判定ではありません」と説明します。

火3・水3を「火と水の勢力が同じ」「情熱と冷静さが半々」と訳すことはできません。勢力の判定は別の処理で、柱の位置、通根、蔵干の重み、合・冲、月令を扱います。五行バランスの棒はその途中計算を表示したものではありません。

他サイトと五行の数え方を比べるときは、次のチェック表を使えます。

五行の数が多い・少ないとき、先に確認する3つのこと:比較表3
確認項目 比較するときの記録
同じ入力か 日付・時刻・出生地・時計時刻/真太陽時
同じ対象か 天干、地支本気、全蔵干のどれか
同じ単位か 個数、重み付き得点、百分率のどれか
未確定があるか 時柱、節入り・換日の候補、仮定の柱

読者が再計算できるのは、まず8個を分類した合計です。強弱や用神は、グラフの長さから推測せず、別欄の根拠へ進みましょう。

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